子供の小学校入学に向けて大きなイベントといえばラン活でしょう。
我が子には良いランドセルを買ってあげたいけど他の家庭はどれくらいの価格帯を購入しているのかって気になりますよね。
この記事ではランドセルの相場価格についてと高い物と安い物ではどの程度性能に差があるのかをまとめました。
目次
ランドセルの値段相場の平均はいくら?
私達親の世代が子供だった時のランドセルと比べたら今の時代のランドセルって機能も充実しており、デザインもオシャレで色もカラフルなものが揃っていますよね。
その分、機能面の強化やデザイン面の多様化によるコスト増加や、原材料の高騰などから年々ランドセルが値上がりしているのが現状です。
ではラン活に入る前にまずランドセルの相場はどれくらいなのか知っておきましょう。
出展:ランドセルくらぶ
4年毎のデータにまとめてみましたが、年々値上がり幅が上がっていることが分かります。
- 2006年~2009年 5,500円値上げ
- 2010年~2013年 7,000円値上げ
- 2014年~2017年 8,900円値上げ
ちなみに2019年に入学する子供のランドセル平均相場は52,300円となっています。
上記データから考えると2020年に入学する際のランドセルの平均相場は約54,000円くらいになるのではと予想しています。
そして2021年は55,000円くらいになりそうですね。
来年の2020年に向けてラン活する際は平均相場は約54,000円くらいの予算で臨むと良いでしょう。
では購入率の多い金額帯はどの辺りが多いのでしょうか?
出展:ランドセルくらぶ
2019年のデータによると、最も多い金額帯は40,000~54,999円で27.7%という結果になっています。
次点で55,000~64,999円で23.2%という結果になっており、この2つの割合を合算すると50.9%になり過半数を超えます。
上記を踏まえると2020年も同様に40,000?64,999円程度の予算感をもっていればラン活はうまくいくでしょう。
まったくラン活用初心者の方だと「え?ランドセルってそんなに高いものなの!?」とビックリされているのではないでしょうか。
ランドセルの値段が高い物は安い物と比べて何が違うの?
ランドセルの平均相場はお伝えしましたが、物によってはピンからキリまであります。
本当に安いものはAmazonなどインターネットで購入することが出来て1万円以下であります。
また高いものだと高級ブランドでハイクラスな素材であるコードバンを用いたランドセルだと10万円を超えてきます。
しかし、この値段の違いは何なのでしょうか?
ランドセルのどこに差が現れるのでしょうか?
素材が良い
値段が高いランドセルは使用している素材が良く耐久性に優れています。
素材に大きく分けて4つに分かれています。
- 合成皮革
- 人口皮革(クラリーノなど)
- 牛革(ステアなど)
- 馬革(コードバンなど)
基本的に合成皮革<人口皮革<牛革<馬革で順で耐久性が良くなり、高級感ある質感になります。
マシンメイドとハンドメイドの差
値段が安いものはコスト軽減の為、機械で大量生産します。
値段が高いものは職人が1つ1つ手縫いで作業しており、ランドセルの細かなポイントの丈夫さはハンドメイドが勝るようです。
こういった工房で職人が手作りするランドセルを【工房系ランドセル】と呼び近年大人気の種類になります。
デザインもシンプルなので6年間飽きずに使い続けることが出来るのもメリットですね。
機能が充実
値段が高いものは細部まで拘わって作られています。
細部の金具が丈夫であったり、錠前のオートロックや背カンのスライド機構といった、使いやすさに関する機能が充実しています。
品質保証あり
値段が高いものだと6年間の品質保証がマストでついてきます。
逆に安いものは保証がなかったりします。
本当に高いものになると故意に傷つけても修理してもらえるので、小学生の6年間安心して使い続けることが出来ます。
値段が高いものと安いものでは上記の様な点が違いますが、子供と親がランドセルにどこまで求めるのかによって予算は変わってきます。
ランドセルは一生に一度の大切なものだからデザインも機能も充実した工房系のハイブランドを持たせてあげたいとなると80,000円程度は覚悟しないといけませんが、最低限の機能と耐久性とデザインで良いのであれば30,000円くらいでも十分でしょう。
それくらいの価格でお買い得なものが買える様に失敗しないランドセルの選び方のポイントも同時に抑えておくと良いでしょう^^
ランドセルが相場より安いものだとイジメの原因になるの?
もっと安く済ませようと思っているけど、よく噂で聞くのが「安いランドセルを購入したら学校でイジメに合う」という話です。
本当にそんなことあるのでしょうか?
これはママ友の話や私の経験上の話ですが、まず安いランドセルを買ったからって子供がイジメに合うことはありません。
そもそも小学生の子供同士の会話の中で「どのメーカーのどの商品だから相場より安くてしょぼい」みたいなことにはほぼなりません。
ではなぜ安物だとイジメられるという噂があるのでしょうか?
それは単純に機能面の弱さから見た目がボロボロになり、他の子供達のランドセルと比較して汚く見えてしまったりすると、指摘されたりすることはあるみたいです。
すなわち安物であろうと大事に使って見た目がボロボロでないのであれば、ランドセルが原因でイジメられることは皆無です。
ただし、現在の主流である「全かぶせタイプ」でないランドセルなどの場合は見た目の違いから指摘されたりする場合もあるようです。
子供本人が「全かぶせタイプ」がどうしても嫌だと言わない限りは主流のランドセルを購入するのが無難ですね。
ちなみに値段の差で子供同士のイジメに繋がったという話はまったく聞きませんがママ友同士の中でイジメに合うケースはたまに聞いたりします。
性格の悪いママは同じクラスの子供達のランドセルをチェックしており、ニトリなどの激安ランドセルの子供を見つけたらママ友同士連絡し合ってコソコソ馬鹿にするという陰湿なことをする連中がいるそうです。
更に性格が悪いママは自分の子供に「●●君はニトリの安物のランドセルを使ってる」など教えて、その子供が学校で言いふらすこともあるそうです。
そういうリスクもあるので、信用出来る仲の良いママ友にしかランドセルの購入先や値段などを話さない方がいいでしょう。
しかし、そんなママ達がいるってなかなか信じられませんよね。
私なら間違いなく相手の家まで押しかけて頭をひっぱたきますね(笑)
まとめ
ランドセルの値段相場
- 2020年のランドセルの値段相場予想は約54,000円
- 最も購入されている金額帯は40,000~64,999円
- 機能性・耐久性・デザイン性に拘りがないのであれば30,000円程度で十分
ランドセルの高いものと安いものの違いとは
- 素材が本革で耐久性が高く丈夫
- オーダーメイドで細部まで拘り、デザインもシンプルで飽きない
- 機能が充実しており、使いやすい
- 品質保証が6年間ついており安心出来る
安いものだとイジメられるのか?
- 単純な安さでイジメられることはない
- 見た目がボロボロになると指摘されることがある
- ママ同士でチェックされている場合がある
イジメ対策
- ランドセルがボロボロにならない様に扱う
- 信用出来るママ友以外にはメーカーや金額は言わない
今時のランドセルってめちゃくちゃ高く感じてしまいますが子供の一生に一度の物なので6年間気に入って使ってもらいたいですよね。
予算と相談しながらラン活を頑張ってみましょう。
ランドセルをお買い得に購入出来る時期についてもまとめていますので、よかったら参考にして下さい^^