エアコンを設置したいけど塀までの距離が短く、メーカー推奨の室外機設置スペースを担保出来ないといった悩みで困られている方いませんか?
この記事では狭いスペースに室外機を置いても電気効率を落とさずに故障などのトラブルにならない方法をご説明します。
エアコン室外機を設置する距離が足りない場合に起こる現象とは
正しい方法といっても単純に室外機を設置する上でスペースを担保出来れば何の問題もありません。
まずは購入しようと検討しているエアコンの寸法と余幅の確認をして下さい。
この寸法+余幅を合計した後は設置しようとしているスペースと比べて、十分におけるのであれば何の問題もありません。
では無理矢理狭いスペースに室外機を設置した場合どの様に事態になるのでしょうか?
電気代が高くなる
室外機を空気を循環させた後、空気を冷やすor温めて室内に送る役割をしています。
空気を排出するすぐ前面に塀があれば、うまく空気排出や取り込みが出来ず循環性能が落ちてしまいます。
循環の性能が落ちると必要以上の電力を駆使して循環しようとする為、電気代が高くついてしまいます。
非常にもったいないですよね。
故障の原因となる
思ったより冷えないな〜と原因も知らずに温度を極端に下げて強風などにするとエアコンに想定以上の負担をかけてしまいすぐに故障してしまいます。
これらの現象はショートサーキット現象といいます。
エアコン室外機の設置距離が短くてもトラブルや電気効率を落とさない方法
もし、室外機の排出面すぐ目の前に塀があって困っている場合は風向調整板がおすすめです。
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イメージは上記の様なもので、これを排出面に装着することで上下左右に風向きを調節する事が出来るので、目の前が塀であったとしても電気効率を落とさず、故障などのトラブルも起こりません。
その他にも風向調節板を装着するメリットはあります。
- 送風が隣家にかかる場合
- 送風が植木などにかかる場合
室外機の送風が隣家にあたり、苦情がきた!というケースがあります。
隣人トラブルとなると毎日の生活が嫌になって疲れてしまいますので、極力避けたいですよね。
もし室外機の送風が隣家にあたってしまうのであれば、必ず風向調整板を装着しましょう。
また送風が植木にかかると植木が弱ってしまいます。
室外機の設置位置の調整が出来ないのであれば、風向調整板を使うべきです。
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まとめ
室外機の設置スペースを担保出来ず無理に設置した場合
- 電気代が高くなる
- 故障の原因となる
- 設置スペースを確保するには風向調整板を使って空気の循環が出来る様にする
設置スペースを担保出来ない場合は風向調整板を装着して、空気のうまく取り込めるようにしましょう。
風向調整板を自作している方がいますが、慣れていない方は無理に自作しない方が良いです。
下手をしたら室外機を壊しかねないので、室外機にしっかりと合うものを調べて購入する事をおすすめします^^