サラリーマンの方だと会社の付き合いで飲みにいく機会が多いかと思います。
よくあるのが餃子にビール、そこからラーメンを食べるといったケースをよくききます。
これがたまにならいいのですが、毎週や毎日飲みにいかれる方はお腹に内臓脂肪が溜まりやすく、ぽっこりお腹になりやすいです。
内臓脂肪が溜まりお腹が出ることで、だらしない様に見られるだけでなく生活習慣病になりやすくなってしまいます。
ここでは内臓脂肪の悪影響や効果的に脂肪を落とす食事や運動についてまとめています。
お腹に溜まった内臓脂肪の原因や悪影響とは何か?
お腹に溜まった内臓脂肪とは主に腸間膜、肝臓などの内臓周りに付いた脂肪の事であり、食べ過ぎて余った糖質や脂質が内臓に蓄積してしまい、結果お腹だけがぷっくりと膨れた太り方になります。
内臓脂肪が増加すると、超善玉ホルモンの「アディポネクチン」が減少する事が分かっています。
このアディポネクチンってなんなの?
という方が圧倒的に多いかと思いますが、一言でいうと痩せホルモンと呼ばれるものです。
このアディポネクチンには脂肪を燃焼させる働きがあります。
通常は身体を動かしてようやく糖質や脂肪が分解されるのですが、このアディポネクチンには、運動を行わなくても糖質や脂肪の分解をサポートしてくれるのです。
つまり、このアディポネクチンが分泌されていれば、脂肪を燃焼しやすいので、同じ運動をしても内臓脂肪が多い人は脂肪が減りにくいという現象がおこります。
太っている方がより痩せにくいって悪循環に陥っている印象を受けちゃいますよね。
また高血圧や糖尿病といった「生活習慣病」もアディポネクチンが分泌されていれば、防いでくれる可能性が高まります。
その為、このアディポネクチンは超善玉ホルモンと呼ばれているのです。
内臓脂肪の落とし方で効果的な方法は食事の内容が重要
内臓脂肪の原因は摂りすぎた糖質によるものです。
その為、食事の際には糖質を摂りすぎないようにする事が内臓脂肪を溜め込まない対策につながります。
その為、白米、小麦、パンなどの食品を抑えて玄米、蕎麦、肉、魚などの血糖値が上がりにくいメニューに置き換えてみるのも効果的です。
また白米やパンを食べる際は先に野菜や食物繊維を食べる事で、血糖値の上昇を緩やかにする事ができますので、食べる順番も意識してみましょう。
内臓脂肪の落とし方で効果的な運動方法とは何か?
内臓脂肪を落とすには筋トレが有効になります。
その筋トレも強い負荷がかかるものではなく、低負荷の何度も繰り返す方が脂肪燃焼の観点では有効です。
よく筋トレは無酸素運動だから脂肪燃焼には効果的ではないとか言いますが、それはあくまで息を止めて行う様な、身体に高負荷を与えるトレーニングを指します。
その為、有酸素運動を意識するように呼吸をしっかりしながら筋トレを行いましょう。
しっかりと筋トレが終われば有酸素運動の代表でもあるジョギングを行う事で脂肪燃焼の効果が更に高まります。
まとめ
- 内臓脂肪とは食べ過ぎて余った糖質や脂質が内臓に蓄積したもの
- 内臓脂肪が増えることで超善玉ホルモンであるアディポネクチンが減少する
- アディポネクチンが減少することで生活習慣病になりやすくなる
- 内臓脂肪は糖質の摂り過ぎで溜まる
- 低負荷の筋トレとジョギングで脂肪を効果的に燃焼出来る
筋トレやジョギングなどの有酸素運動は毎日行うと脂肪燃焼の効果が落ちてしまいます。
内臓脂肪を落とすには適度な頻度で行うのが最も効率が良いです。
内臓脂肪は皮下脂肪と比べて比較的燃焼しやすいです。
適度な頻度での運動と糖質制限でたちまち内臓脂肪を落とす事は可能なので、男性の方は頑張って脱メタボを目指しましょう!