子育て

インフルエンザ予防接種は赤ちゃんは何歳から打てる?親も打つ?卵アレルギーは大丈夫?

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毎年冬になると流行するのがインフルエンザです。

免疫力の低い小さな子供や赤ちゃんは感染しやすく重症化しやすい為、非常に危険です。

その為、インフルエンザの予防接種は予防対策に有効ですが、赤ちゃんは何歳から、またいつから受けられるのでしょうか?

また授乳中の母親が予防接種しても母乳には何の問題がないのでしょうか?

併せてご説明致します。

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インフルエンザ予防接種は赤ちゃんはいつから打てる?

インフルエンザが流行するのは毎年12月下旬から翌年の3月がピークです。

その為、医療機関ではインフルエンザの予防接種を10月から開始するケースが多いです。

 

なぜ流行前から予防接種を開始するのかというと予防接種のワクチンの効果で身体の免疫力が高まるのに2~4週間かかってしまうからです。

 

そうと分かればすぐにでも赤ちゃんにインフルエンザの予防接種を受けさせてあげたいところですが、果たして赤ちゃんは何歳から受けていいのでしょうか?

 

 

赤ちゃんはいつから予防接種出来るの?

赤ちゃんへの予防接種は最速だと生後6ヶ月からになります。

それ以前の赤ちゃんに予防接種をしてもワクチンによる免疫力が高まらないと言われているからです。

 

これはあくまでも最速のパターンで、日本小児科学会は1歳以上での接種を推奨しています。

また13歳未満の子供は基本的に予防接種は2回行うのが理想です。

 

なぜなら1度の予防接種では大きな免疫力が得られないからです。

2回摂取することで大人と同様に免疫力を得られるので、必ず2回受けれる様にスケジュールを調整しましょう。

 

赤ちゃんの理想的な予防接種スケジュールは10月中に1回目を受けて11月中に2回目を受けるのがベストでしょう。

 

ちなみにワクチンの摂取量も年齢によって差があります。

 

 

年齢別ワクチン摂取量と摂取回数

6ヶ月以上3歳未満
摂取量:1回0.25mL
摂取回数:2回摂取

 

3歳以上13歳未満
摂取量:1回0.5mL
摂取回数:2回摂取

 

13歳以上
摂取量:1回0.5mL
摂取回数:1回摂取

 

 

過去、1歳未満の子どもへのワクチンの接種量は0.1mlでした。

しかし、摂取量が少量であることから抗体ができにくいので、現在では0.25mlへ増量し免疫効果を高めた歴史があります。

 

今の予防接種はかなりインフルエンザ対策に有効な手段になっているので、是非受けることをおすすめします。

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インフルエンザ予防接種赤ちゃんの親の母乳に影響はない?

授乳中のママは普段よりもインフルエンザにかかりやすい状態です。

なぜならば、子供が赤ちゃんのうちは夜間のお世話や授乳などで睡眠不足になりやすく免疫力が低下しているからです。

 

その為、母親もインフルエンザの予防接種を受けた方が良いのですが、果たして赤ちゃんに与える授乳に影響しないのでしょうか?

 

 

 

予防接種は授乳に悪影響がある?

予防接種のワクチンには「生ワクチン」と「不活性化ワクチン」に2つのタイプが存在します。

 

 

生ワクチンとは

生ワクチンは、病原性を弱くしたあるいは無くした病原体を使ったワクチンです。

生体内での病原体が増殖することで、強い免疫をもつ事が出来ます。

実際の感染方法と同様に方法で体内に病原体を摂取するので、非常に効果的な予防対策になります。

 

ただし、デメリットとしては全身症状の副作用が現れるケースもある為、危険もあります。

 

 

不活性化ワクチンとは

不活性化ワクチンは病原体ではなく、抗体を摂取するワクチンなので危険性は少ないです。

ただし、生ワクチンと比べると予防効果は劣ってしまいます。

とはいえ感染した際も重症化しない様、症状を軽くしてくれる効果はありますので、意味がない事はありません。

 

この様にワクチンは2種類ありますが、インフルエンザの予防接種は「不活性化ワクチン」を使用しているので、母乳への影響もなく授乳中のママが安心して予防接種出来ますよ^^

ただし、予防接種だけに頼るのではなく、正しい手洗いやうがいの方法を覚える事も感染率を下げる上では重要です。

予防接種と重ねてインフルエンザ対策を行うとより効果的ですよ^^

 

 

インフルエンザ予防接種は赤ちゃんが卵アレルギーの場合は受けたらだめ?

インフルエンザワクチンには、鶏卵の成分が含まれています。

生まれたばかりの赤ちゃんはどの様なアレルギーがあるのか分からないので心配ですよね。

でもそんなに心配しなくてもインフルエンザの予防接種に使われている卵は微量です。

 

その為、重度の卵アレルギー症状でない場合は問題なく受けることが出来ます。

ちなみに重度の卵アレルギーとはIgE検査の結果スコアが5以上の人の事を差します。

要は摂取するとアナフィラキシーショックを起こす可能性がある人です。

 

重度の卵アレルギーはそういないとは思いますが、心配な方は事前にアレルギー検査を受けてから予防接種を受ける様にしましょう。

 

卵アレルギーの検査は、皮膚科やアレルギー科などで検査を受けることができます。

 

 

まとめ

  • 予防接種は最速で生後6ヶ月、日本では1歳以上での接種を推奨
  • 赤ちゃんの予防接種は原則2回行う
  • 予防接種は母乳への影響はない
  • 基本的に重度の卵アレルギー以外は摂取可能

 

赤ちゃんはまだ免疫力が低いので是非予防接種を受けさせてあげましょう^^

ただし、卵アレルギーの心配もありますので、事前に医師への確認はしておきましょうね。

ちなみに予防接種をお得な値段で受けることが出来る裏技もあったりしますよ^^

 

インフルエンザの流行期までに母子共にインフルエンザの予防接種を受けましょう!

 

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