皆さん花粉症の時期っていつ頃か知ってますか?
一般的に花粉症のピークは2~4月と思われていますが、地域によっては様々な花粉が1年中飛散してたりします。
地方から都内へ引っ越したら花粉症を発症してしまったというケースは地域によって花粉の種類や飛散時期が異なるからです。
この記事では2018年の【東海地方】の花粉の種類や飛散時期を中心にまとめています。
目次
東海の花粉症2018年の時期はいつ?
よく聞く花粉症はスギ花粉やヒノキ花粉だと思いますが、その他にも花粉の種類は色々あります。
木本(もくほん)の花粉
スギ花粉
主な症状:鼻、目、のど、皮膚など
口腔アレルギー:トマト
花粉症の代表的なものといえばスギ花粉かと思われます。
戦後に木材の需要からスギが大量植林されましたが、今だに伐採されずに残っています。
これが地球温暖化の影響を受けて開花適齢期を迎えて春のスギ花粉飛散量が増えているとの事です。
ちなみに現在日本では約2500万人がスギ花粉を発症しているらしいです。
このスギ花粉のやっかいな点が花粉の飛散量が多い上に飛散距離も長い点です。
数十キロ飛散し、300キロ程飛散する場合もあるとの事です。
ヒノキ花粉
主な症状:鼻、目、のど、皮膚など
口腔アレルギー:リンゴ、モモ、サクランボ
飛散時期はスギより少し遅い3月~5月ですが、スギ同様に飛散距離が長い点が特徴です。
症状もスギ花粉症と同様なので、この時期に花粉症が重症化している人はスギ花粉症とヒノキ花粉症を併せて持っている可能性が高いかと思われます。
シラカンバ花粉
主な症状:鼻、目、くしゃみなど
口腔アレルギー:リンゴ、モモ、サクランボなど
この花粉症の特徴は口腔アレルギーを起こしやすい点です。
口腔アレルギーがひどくなった場合、アナフィラキシーショックを起こすこともありますので、上記の食べ物を摂取する際はご注意下さい。
※口腔アレルギーについてはこの記事を参考にして下さい。
ハンノキ花粉
主な症状:鼻、目、のど、咳など
口腔アレルギー:リンゴ、モモ、サクランボなど
症状はスギ花粉症に似ていますが、咳の症状が強く現れやすい花粉症です。
ひどくなると喘息を引き起こす可能性があり、ハンノキ喘息と呼ばれる事があります。
草本(そうほん)
イネ花粉
主な症状:鼻、目
口腔アレルギー:トマト、メロン、スイカ、オレンジなど
河川敷などはたくさんのイネ科花粉が飛散している可能性がありますので、草むらに入り込まない様に注意して下さい。
イネ花粉の飛散距離は100メートルほどと短い為、近寄らない限りは危険性は低いと思います。
ブタクサ花粉
主な症状:鼻、目、のど、咳
口腔アレルギー:スイカ、メロン、きゅうりなど
日本ではスギ、ヒノキに次いで多い花粉症。
背が低い草花で、河川敷に多い。
イネ花粉と同様に飛散距離が短いため、草むらに近づかない限りは危険性は低い。
ヨモギ花粉
主な症状:鼻、目
口腔アレルギー:にんじん、セロリ、レタスなど
繁殖力が強く、雑草の生い茂る河川敷や空き地などによく群生している。
飛散距離は短いので、草むらには近づかない様にする事。
カナムグラ花粉
主な症状:鼻、目
口腔アレルギー:スイカ、メロンなど
飛散距離は数十メートルと非常に短く、花粉量も少ないのですが、その辺の道端に生息していることから注意が必要。
上記の通りに花粉はスギやヒノキだけではなく、他にもたくさん存在します。
そんな花粉症に気を付けるべき時期をカレンダー式のグラフにまとめました。
東海地方の花粉症ピークはいつまでなのか?
東海地方は関東や関西と比べると花粉量は少ないですが、それでも2月~4月はスギやヒノキの花粉は多いので注意が必要です。
秋はイネ以外の花粉量も少なく期間も短い傾向があります。
ただし、10月からはスギ花粉が飛散し始めますので早めにスギ花粉の対策を始める必要があります。
上記のカレンダーを見て、しっかりと花粉対策を始めましょうね^^