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加湿器の置き場所寝室やリビングへの設置は高さが重要!電気代の節約効果も!

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乾燥対策に加湿器を購入したけど、寝室やリビングのどこに設置すれば最も効果が高いのか分からないという方は意外にも多いです。

加湿器の効果を最大限に引き出すには設置場所はかなり重要なポイントになります。

ここでは効果的な加湿器の設置場所をご説明致します。

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加湿器の置き場所寝室やリビングへの設置は高さが重要!

冬場にはエアコンによる暖房で室内が乾燥してしまいます。

夜暖房をつけたまま就寝すると翌日喉が痛いとか肌がカサカサするのは乾燥が原因になります。

 

また風邪のウイルスは室内が乾燥していると生存しやすい為、結果風邪を引きやすい環境になってしまいます。

 

冬場の体調管理をする上で加湿器は非常に役立ちますが、寝室やリビングの広さに適応した加湿量適切な設置場所に置かないと効果的ではありません。

 

ここでは加湿器の効果的な設置場所を主軸にご説明致します。

 

 

加湿器は部屋のどこに設置すれば効果的?

加湿器は部屋のどこに設置すれば効果が高いのでしょうか?

 

答えは自分の近くに設置するのが正解です。

 

もし、加湿器が邪魔だからといって自分から遠い部屋の隅に設置したとしましょう。

その場合はその隅周辺は十分に加湿出来るでしょうが、正反対の隅や部屋の真ん中は十分に加湿出来ていない可能性があります。

 

デジタル湿度計などを使って確認すれば分かりますが加湿器周辺の湿度は高まりますが、距離が離れると湿度は低下します。

 

自宅で過ごす場合は大抵部屋の真ん中で生活する時間が多いですよね?

それならば部屋の真ん中に設置して部屋全体に加湿効果が行き渡る方が効率が良いですよね。

 

逆に就寝時など部屋の隅で長時間いる状態ならば自分の近くに加湿器を移動させましょう。

 

要は自分の生活をしている近くに加湿器があれば良いのです。

リビングならばソファの近くに設置するとか、寝室ならベッドの近くに設置するのが最も高い効果を得られます。

 

 

近くに置く場所がないのであれば部屋の真ん中に設置して固定するのがベストです。

 

 

加湿器はどのくらいの高さにおけば効果的なのか?

加湿器の効果的な設置場所は自分の近くに置くこと、移動が面倒ならば部屋の真ん中に設置するとお伝えしましたが、距離だけではなく高さも重要になります。

 

実は地面に直接ベタ置きするよりもある程度の高さに設置する方が効果的なのです。

基本的には一般的なテーブルの高さ程度に置いて置けば良いでしょう。

 

理由としては単純に加湿器から放出する水蒸気が部屋全体に届きやすくする為です。

もし地面に直接設置している場合、水蒸気は一旦上空へ放出されますが、後は下へ落下していくだけなので広範囲に散布しません。

 

逆に高めに設定していれば広範囲に散布されて効果的に室内を加湿することが可能です。

 

テーブル程度の高さがあれば8畳程度の室内なら上手く散布してくれるので、テーブルの平均的な高さである70cm程度に設置しましょう。

 

あくまでも目安なので必ずその高さに合わせる必要はなく、多少低くても良いので、少しでも高めの場所を見繕って設置してあげましょう。

 

 

エアコン稼動中限定のおすすめの設置場所

冬場はエアコンで暖房を使うか機会が多いかと思いますが、そんな時はエアコンの真下に加湿器を設置しましょう。

 

エアコンの風流と共に水蒸気が散布され、より室内の加湿効果が高まります。

 

 

ただし、常時エアコンの下に置いて使用してはいけません

エアコンが稼動していないと水蒸気はエアコンの下部に当たり続けて傷んでしまいます。

最悪故障する可能性があるので、あくまでもエアコンの稼動中のみ設置する様にしましょう。

 

 

加湿器の設置場所についての注意点

加湿器の設置場所や高さについてご紹介致しましたが、注意点もあります。

 

ドアの近くに設置しない

ドアの近くに加湿器を設置してしまうと、ドアの開け閉めにより湿度が低下してしまう為、効果が下がってしまいます。

 

極力、ドア付近には設置しない様にしましょう。

 

 

窓付近に設置しない

窓付近に加湿器を設置した場合は窓に大量の結露が発生する場合がありますので、おすすめ出来る場所ではありません。

よく設置場所としては便利なので出窓付近に置く方が多いですが、結露の掃除が大変です。

結露は放っておくとカビが発生してしまうので、注意が必要です。

 

 

カーテンの側に設置しない

カーテンの近くに設置すると水蒸気が当たり続けてしまいカビてしまう可能性があります。

 

カーテン付近には設置しない様に気をつけましょう。

 

 

電化製品の近くに設置しない

これは当然ですが、電化製品は水気に弱いので加湿器を稼動する場合は電化製品を避難させるか、加湿器の場所を変えて下さい。

 

故障する可能性が非常に高くなるので、要注意です。

 

 

高過ぎる位置に設置しない

高い設置場所ほど遠くまで散布出来るからといって高過ぎる位置に設置するのはやめましょう。

 

天井に水蒸気が当たり続けてカビてしまいます。

あくまでも一般的な部屋であれば70cm程度の高さで十分です。

 

 

換気扇の近くに設置しない

換気扇の近くに設置してしまうと、水蒸気が部屋に行き渡る前に外に排出されてしまいます。

 

これだと加湿する意味がなくなってしまうので換気扇付近の設置は避けて下さい。

 

 

 

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加湿器の設置場所が効果的だと電気代も節約出来る!

実は加湿器を効果的に設置すると電気代の節約に繋がるんです!

それには湿度が大きく関わってきます。

実は湿度が10%上がると体感温度は1℃上がります。

逆に湿度が10%下がると体感温度は1℃下がります。

夏場はエアコンの冷房を1℃下げるよりも弱冷房除湿した方が効果が高く電気代も大きく下げることが出来ますよね?

もし知らない方がいればエアコンの電気代節約方法についての詳しく記載していますので、よかったら確認して下さい。

 

逆に冬場は加湿する事で体感温度を上げれるのでエアコンの暖房を1℃下げる事が出来るんです。

では加湿器で仮に湿度を20%高めたと仮定した場合と暖房を+2℃で運用したと仮定した場合の1ヶ月の電気代の比較をしてみましょう。

加湿器はタイプにもよりますが、最もタイプが豊富な超音波式加湿器の場合で算出してみます。

 

 

加湿器を1ヶ月運用した場合の電気代

1時間当たり40wの消費電力と仮定
※東京電力の従量電灯Bプラン1kwh当たり19.52円で計算

1時間当たりの電気代
0.04kw×19.52円=0.78円

1日8時間稼動した場合の電気代
0.78円×8時間=6.24円

上記を1ヶ月使用した場合
6.24円×30日=187.2円

 

 

つまり加湿器を毎日ほぼフル稼動しても月の電気代は約187で済みます。

 

 

エアコンの暖房を+2℃で1ヵ月運用した場合の電気代

では同条件で暖房を2℃上げた場合も計算します。

エアコンの温度は1℃設定変更すると約10%の電気代を節約出来ると言われていますので、2℃変えた場合はやや乱暴な計算ですが、20%の電気代をカット出来ると仮定します。

 

一般的な消費電力500wのエアコンの場合

1時間当たりの電気代
0.5kw×19.52円=9.76円

1日8時間稼動した場合の電気代
9.76円×8時間=78円

上記を1ヶ月使用した場合
78円×30日=2,340円

これがエアコンのみの月の電気代が算出出来ました。
ここから電気代の20%をカットします。

2,340円×20%=468円

つまりエアコンの設定温度を2℃上げると月に約468円電気代がかかります。

 

では加湿器と比較してみましょう。

  • 加湿器の電気代 187円
  • エアコンの設定温度を2℃上げた電気代 468円

結果、加湿器の方が月額281円のお得という計算になりました。

 

 

まとめ

加湿器の設置場所で最も効果的なのは

  • 自分の近くか部屋の真ん中に設置する
  • 高さはテーブルの上程度の約70cmに設置する

 

加湿器の設置する際の注意点は

  • ドアの近くに設置しない
  • カーテンの側に設置しない
  • 電化製品の近くに設置しない
  • 高過ぎる位置に設置しない
  • 換気扇の近くに設置しない

 

加湿器の設置場所ひとつでも効果は大きく変わりますので是非実践して効果的な使い方をして下さいね^^

またお部屋に大きさや広さにあった加湿量も乾燥対策には大きく影響しますので、こちらも十分に検討する必要があります。

加湿器の効果が部屋中に行き渡る広さは何畳くらい?

 

冬場は乾燥により肌がカサカサになったり、風邪をひきやすいといったデメリットが目立つので、上手に加湿器を使って冬場を乗り切りましょう!

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