梅雨時になると「なんだかお部屋が臭いなあ」と思う時ありませんか?
それは窓の結露から発生したカビが繁殖しているのかもしれません。
カビくらいいいやと思って放置していると甚大な健康被害に繋がりかねませんので、窓サッシに繁殖したカビの除去方法や防カビ対策をまとめました。
梅雨に対策すべきカビ 窓サッシの清掃方法について
窓サッシの部分って普段はまったく気にしていないかと思います。
ただよく見ると…
ぎゃーっ!!!
黒カビ&ふさふさのカビが大量に繁殖してるーっ!!
上記の写真は普段使わない開かずの部屋だったので、ここまで繁殖してしまいました。(とりあえず言い訳してみました)
黒い汚れがある場合はカビとホコリが一体化している状態です。
窓サッシなんて日常的に意識して見る部分ではないのでカビを見落としがちになります。
それでは窓サッシの部分に溜まったカビ&ホコリを取り除きましょう!
まずは雑巾で水拭き出来る所はキレイに拭き取ります。
雑巾が入らない狭い隙間は割り箸の先端に布を巻きつけてサッシを掃除しましょうね。
作業中はみるみるホコリが取れて楽しくなってきますが、勢いよく掃除するとホコリが周りに散乱してまいますよ。
掃除機で吸い取りながら作業する事でホコリが散乱する事はないので、定期的に吸引して作業を進めましょう。
割り箸でもとれない細かな箇所は使い終わった歯ブラシで磨くとキレイに汚れを落とせるのでオススメです。
こういった細かい部分には歯ブラシで徹底的に汚れを落とします!
ここでの注意点は間違って旦那様の使用中の歯ブラシを使用しない様に気をつけて下さいね(笑)
これで細かな部分はキレイになりました!
それでも取れないカビはカビ取り剤(カビキラー)を吹きかけましょう。
カビキラーが付着した手で目を擦ると大変危険なのでゴム手袋とマスクは着用した方が良いですよ。
またカビキラーが窓サッシの外に漏れない様にあらかじめ濡らしたキッチングペーパを周辺に貼り付けておきましょう。
10分程放置したら雑巾で水拭きしましょう。
これで窓サッシのカビは除去出来たはずです。
梅雨に対策すべきカビ ゴムパッキンの清掃方法について
ゴムパッキンのカビはかなり落ちにくいので専用のカビ取り剤を使用します。
おすすめはゴムパッキン用カビキラーです。
こちらも使用時にはゴム手袋とマスクの着用はお忘れずに!
まずカビキラーをゴムパッキンに塗りつけます。
こちらも窓サッシ同様、カビ取り剤が垂れる可能性があるので濡らしたキッチングペーパを周囲に貼り付けて置いて下さい。
ゴムパッキンは窓サッシのカビより除去し難いのでカビキラーの放置時間は30分程度置きましょう。
その後は雑巾で水拭きすれば終了です。
それでもとれない場合は上記の工程を何度か繰り返す事でカビを完全に除去出来るかと思います。
…それにしても汚かったなぁ…この記事見た人ドン引きするのでは…(汗)
梅雨に対策すべきカビ 窓サッシとゴムパッキンの防カビ方法
窓にできるカビのほとんどは、結露が原因です。
カビは微生物の一種で、この結露してできた水分と、窓に付着したホコリが、カビ菌の栄養源となります。
面倒ではありますが、定期的に結露を拭き取る事が防カビの対策になります。
我が家では窓サッシ周辺にタオルを引っ掛けるフックを設置しており、結露があればタオルでマメに拭くようにしています。
もちろんそのタオルは寝る前には洗濯物に出して、翌日新品の乾燥したタオルを設置するといった方法です。
多少お金を使ってもいいのならば、結露吸水シートというものが100均に売っているの貼り付けましょう。
意外にオシャレなので、ちょっとしたインテリアに使えるという...
結露の効率良い取り方は以下の記事にまとめていますので、参考にして頂ければと思います。
またカビは湿度が高い環境を好むので定期的に除湿する事も大切ですよ。
まとめ
・窓サッシのカビはまず水拭きする事。
それでも取れない場合のみカビ取り剤(カビキラー)を拭きかけて水拭きする事。
※放置時間は10分程度
・ゴムパッキンは専用のカビキラーを使用してカビを除去しましょう。
1度で除去出来ない場合は何度かカビキラーを吹き付けて水拭きという工程を繰り返しましょう。
ちなみにカビによる健康被害で恐いものとして「夏型過敏性肺臓炎」という病気があります。
この病気はカビによってアレルギーを引き起こし肺炎になります。
しかも放置し続けると肺が破壊されてしまう可能性がある怖い病気です。
この様に健康被害が起きてからだと取り返しがつきませんので防カビ対策は徹底しましょうね!