エアコンの除湿には弱冷房除湿と再熱除湿の2通りがあります。
でもご自宅のエアコンのリモコンを見ても「除湿」ボタンしかないけど、どっちの除湿なの?
と不安になる方もいるかと思います。
この記事では簡単に弱冷房除湿なのか再熱除湿なのか見分ける方法をお伝えします。
エアコンの弱冷房除湿と再熱除湿の簡単な見分け方
弱冷房除湿は湿度を除去し、部屋を涼しくしてくれる上、節電効果も高いので夏場に積極的に使いたいものです。
ただ、再熱除湿だと電気代は普通の冷房よりかかってしまいます。
電気代は弱冷房除湿<冷房<再熱除湿の順に高くなってしまいます。
その為、除湿を使用する際はどちらの除湿なのか気になりますよね?
基本的にエアコンの除湿ボタンは弱冷房除湿だと思ってもらって問題ありません。
なぜなら再熱除湿は一部の高級なエアコンにしか搭載されていないからです。
家のエアコンは結構高かったから再熱除湿かもと思われる方は自宅のエアコンのリモコンを確認してみて下さい。
「除湿」と書かれたボタンですか?
それとも「カラッと除湿」とか書いていますか?
もし、「カラッと除湿」と書かれていたらそれは再熱除湿のボタンになります。
この「カラッと除湿」は日立さんのエアコンの一部に搭載されている機能になります。
ちなみにこの「カラッと除湿」には下記の写真の様に種類があります。
日立さんのエアコンには「カラッと除湿」と書いていますが、他メーカーのエアコンには除湿しか書いていなくても再熱除湿の場合があります。
ただし、そういった場合はリモコンの表示画面に「さらっと除湿」モードとか「再熱除湿」モードとか表示されるので、そこで判断して下さい^^
ちなみに三菱は「さらっと除湿」という名称になっています。
富士通さんのエアコンは色々と除湿のモードを選べます^^
下の写真では見にくいですが、再熱除湿が搭載されているエアコンはソフトクール除湿という弱冷房除湿の機能もついており、2つ選ぶ事が出来る高性能なエアコンになっています。
上記で色々と除湿の表示方法をご紹介しましたが、確実なのは自分のエアコンのカタログとか説明書を見て確認して下さい。
説明書がどこかへ行って分からない!という方はご自宅のエアコンの型番を調べて、インターネットで検索すればメーカーのホームページに飛びます。
そこで機能の説明があるはずなので、確認してみましょう!
恐らく、再熱除湿機能がついたエアコンではなかった人が多いと思います。
もし再熱除湿機能が搭載されたエアコンならば、夏場には適していない除湿になるので、普通の冷房を使用する様にしましょう。
まとめ
- 再熱除湿は高性能な一部のエアコンにのみ搭載
- リモコンに「除湿」以外の文言がかかれていたら再熱除湿の可能性がある
- 確実に調べるのならばカタログ、取り扱い説明書を確認する
- 直接エアコンの型式を確認してネットで検索する
あまりどっち?と考えなくても大抵は弱冷房除湿の事を指しているので不安になる必要はありません。
しかし、最近エアコンを新しくしたという方は念のため確認しておいた方が確実かなと思います。
他にもエアコンの電気代を節約する方法はありますので、是非実践しましょう!